香害について考える
次男は合成香料で不調が起きやすい
冬休み前に保健室から
「頭が痛いと言っています」
「気持ち悪いと言っています」
とやけに電話がかかってきた
特に熱もなさそうで、家に帰ってくると元気になる
精神的にしんどいことでもあるのか?
とよく話を聞いてみると
〈席替えをしてから、席の近い子たちのにおいが苦手〉
〈窓を開けたいけど暖房で閉め切っているので開けられない〉
〈においがこもって吐きそうになる〉
とのこと
以前サッカーのビブスを着ると気持ちが悪くなる、と訴えてきたことから
柔軟剤の合成香料に敏感なんだ、と思っていました
強烈なにおいの原因は繊維に絡みついたマイクロプラスチックビーズ
多くの柔軟剤に含まれるマイクロビーズは、気体ではなく固体なので、
炭酸セスキでも一度では落ちないことも多々あります
香りを生業にしている身からすると、
合成香料の強いにおいに慣れが生じて鼻が利かない子どもが増えていると思うと
とても辛いものがあります
【この人は近寄ったらダメ】
とか
【この案件は見送ろう】
とか
嗅覚って動物として命に関わる判断をする感覚器官だから
子どもの頃からこんな強いにおいなんて絶対嗅がせちゃダメだと思うんです>_<
給食当番の週はエプロンの柔軟剤の匂いがきついと食欲がなくなるそうで、
月曜日に一度エプロンを持って帰って来させて炭酸セスキに浸けたりして対策しています
強烈な合成香料に慣れた子どもたちの鼻を
一度天然の精油の香りで脳を満足させてあげたいなぁなんて老婆心すぎますかね…