肌断食と紫外線

日焼け止めを塗らなくなって3度目の夏がきます

ここ最近もマザー牧場で運動会で箱根旅行で、気持ち良い日差しを浴びて野外活動をしてきましたし、

日頃から息子たちのサッカーに公園に送り迎えに、と 直射日光を浴びる機会は少なくありません

が、もろもろのスキンケアをやめた3年前に、日焼け止めもやめました!

基礎化粧品をやめた話①

基礎化粧品をやめた話②

日中はほとんど外に出ないにもかかわらず、日焼け止めと美白化粧品が欠かせなかったあの頃のわたしが聞いたら

ぶったまげるでしょう(笑)

それでも当時は、年々増え続けるシミに頭を抱えていました

今は ある基準 に則って、何もつけないのか、紫外線を錯乱するパウダーをつけるのか

を決めています

その基準とは

15分連続して直射日光を浴びるか 否か」

15分以下なら何も塗らない

15分以上ならパウダーを塗る

という具合です

高機能化粧品にいくら費やしてもキレイな素肌とは程遠く、化粧品に疑念を抱いていたわたしは

「いくら日差しをガードしても増え続けるシミの原因は、紫外線でなく日焼け止めかもしれない」

という仮説を立てました

そもそも日焼け止めを不快に感じていたわたしは実際に日焼け止めをやめて3年目のこの春、こうしてUVケアをする という結論に落ち着きました

【日焼け止め 塗る害と塗らない害】

まず、わたしの普段のスキンケア法を・・・

〈朝〉

ぬるま湯と水で洗う→バオバブオイルをつける

〈夜〉

湯船でたっぷり汗をかきながら湯と水で洗う

以上( ᐛ )

「どこがスキンケアだ、オイ」

という声が聞こえてきそうですが、このシンプルを通り越して”何もしない”ことがとにかく心地良くて、コンディションもこの上なく良くて・・・!

外出しない日なんて、朝のバオバブオイルすらつけません^^;

何よりも快適さを優先していますが、これで月に3万円ちかく化粧品に費やしていた頃より、キメは整い、乾燥はまったくしなくなり、シミまで薄くなっているのですから、「化粧品をやめる」という決断をして 本当に良かったと思っています

メイクはもちろんしますが、ポイントメイクのみなので、夜はテッシュに含ませたバオバブオイルと綿棒を使い、目元と口元をやさしく拭き取るだけ

チークは水で落ちるものです

長時間日光に当たりそうな日は、SPF機能のついたパウダーを持ち歩いて数時間おきにつけ直しています

パウダータイプにする理由は、やはり水で落ちるから

クリーム状の日焼け止めはファンデーション同様 油分が含まれているため、水に乳化させて落とす合成界面活性剤入りのクレンジングが必要になります

日焼け止めを落とすのにクレンジングを使って 肌のバリアを壊していては、より紫外線に弱い土壌(表皮)作りを促してしまいます

多くの紫外線の研究者も

日本人の場合、15分以上直射日光に当たるなら日焼け止めをつけたほうがいいけれど、それ以下ならつけないほうが肌のためにはよい

との見解だそうで、一日15分は日光に当たってビタミンDの生成を促し、メラトニンとセロトニンの分泌を整えた方が、結果的にアンチエイジングには良いそうです

もちろんまっさらな素肌を直射日光に長時間晒すのは危険ですが、紫外線量がピークの5−8月も、日常紫外線には日傘・帽子・サングラスの物理的なガードでほぼ充分!

日傘は外側が明るく内側が暗い色のもの、サングラスは流行もありますが できるだけレンズが大きく、UV-BだけでなくUV-Aと可視光線の一部までカットできる「UV-400」のものが良さそうです

とはいえ、レジャーで南国や海辺、標高の高い山へ行く時は常に日傘などを差していられないため、落ちにくく効果が持続するSPF値の高い日焼け止めが必要になります

日焼け止めを塗る害・塗らない害を天秤にかけ、その日のシチュエーションに合わせて塗るかどうかを判断したいですね!

日焼け止めを塗る害

・界面活性剤が角層内の水溶性の保湿成分(アミノ酸等)も油溶性の細胞間脂質(セラミド等)も溶かして破壊する

・それよって肌のバリア機能が低下して皮フ表面を乾燥させ、紫外線や化粧品や摩擦などの外的刺激に弱い肌になる

・日焼け止めの成分を肌の組織が異物とみなし、炎症を起こし、それによってメラニン生成→シミという構図ができ上がる

日焼け止めを塗らない害

・海辺や標高の高い山などで長時間強い直射日光を浴びた場合サンバーン(火傷)を引き起こし、DNAが損傷する

・室内でも窓際で長時間過ごす場合は、波長の長いUV-Aが肌内部のコラーゲンを破損し、シワやたるみの原因を作る

次回は「シミの本当の原因」について書きたいと思います

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